観音寺市、さぬき市で演説会 四国から議席を

 11月22日、観音寺市とさぬき市で演説会を開き(さぬき市は国政報告会)、宮本岳志前衆院議員が白川よう子衆院四国ブロック比例候補とともに訴えました。

 両会場で宮本氏は、「県議としても試され済みの白川さんを何としても四国から国会へ送ってください」と強調。衆院議員時代「森友学園問題」を追及してきたことを語り、この問題に関する菅総理(当時官房長官)の責任について言及しました。また、日本学術会議の任命拒否問題とコロナ禍について党の姿勢とともに、野党統一の衆院補欠選挙(大阪12区)での経験を語り「新しい野党の連合政権を拓こう」と呼びかけました。


 白川氏は、四国中で農業、漁業、コロナ禍での暮らしの声を聞いてきた取り組みと、県内で連続する鳥インフルエンザで養鶏業者などの声を聞き、県に申し入れたことを語り、「この声を国会に届ける仕事をさせてほしい」と訴え。「新自由主義で壊された医療現場を戻し、ケアに手厚い社会を作り出していきたい」と強調しました。

 観音寺市では尾崎淳一郎香川3区候補が訴え。生い立ちとともに森永ヒ素ミルク事件の被害者救済運動にかかわった自身のことを語り「誰もが安心して暮らせる世の中で、支え合う社会、連帯を大切にする社会をつくろう」と呼びかけました。

 

 さぬき市の会場には、国民民主党県総支部連合会からメッセージが寄せられました。

白川候補、高松市内で訴える

 白川よう子衆院四国ブロック比例候は21日、高松市内のスーパー前や商店街など10カ所で街頭宣伝し「国民の手に立憲主義を取り戻したい。共産党の輪を大きく広げてほしい」と訴えました。各所で支持者が聞き入りました。

 白川氏は、学術会議での任命拒否問題やコロナ対策の党の提案を紹介し、「切り捨てられてきた医療と介護の政策をもとへ戻したい。医療現場やケア労働に手厚い社会に切り替えたい」と強調しました。

 

 国分寺町のスーパー前で訴えを聞いた女性は「一貫している共産党がしっかり伸びないと野党共闘も成功しない」、別の男性も「ケアに手厚い社会はその通りだと思う。四国じゅうの知人に連絡したい」と話しました。


白川候補、中讃を駆ける

 白川よう子衆院四国ブロック比例候補は、綾歌郡や坂出市などの中讃地域で街頭宣伝を重ね、総選挙での党の躍進を訴えました。綾川町の大型ショッピングセンター前と、坂出駅前では支持者が集まりました。

 白川氏は、日本学術会議の任命拒否問題、コロナ禍でのPCR検査拡充などを訴えるとともに、新自由主義で削られてきた医療など社会保障を指摘。「今こそケアに手厚い社会を作り出していこう。医療や介護の分野で働く人を支える政治へ切り替えよう」と強調しました。また、コロナ禍での対策費用や社会保障の拡充の財源として「消費税に頼らない別の道」の党の提案を紹介しました。

 

 坂出駅前で訴えを聞いた女性は「すべての党の提案がよくわかりました。絶対に国政の場で女性の声を届けてほしい」と激励し、綾川町で訴えを聞いた男性は「国政を正してほしいことだらけです。学術会議の任命拒否問題も、共産党が伸びて問題点を鋭く追及してほしい」と話しました。


伏今支部は交差点で職場支部といっせい宣伝行動

 高松市の日本共産党伏今支部は地域の職場支部とともに幹線道路の交差点で宣伝しました。

 参加者が、社会保障の財源を示した党の提案などのプラスターを持ち、行きかう車にアピールするなか、多田久幸支部長は「総選挙はいつ行われても不思議ではない。定数が6の四国の比例議席で必ず、白川さんを送り出したい」と力を込めました。

 多田氏は、香川でも広がるコロナ感染症対策や、解雇された非正規職員への支援の党の提案を紹介し、学術会議の任命拒否問題で「国民の世論と運動で撤回を求めていく」と力を込めました。

 

 参加した女性は「菅政権を退陣させるため比例で1議席を取る。それだけで頑張っています」と話しました。