車座で囲み、思い出し合う。女性後援会さかいで

 坂出市の「日本共産党女性後援会さかいで」は集いを開きました。白川よう子衆院四国ブロック比例候補が参加しました。

 参加者は机を車座のようにして囲み、暮らしのことなど思いを出し合いました。

 参加者は「娘の仕事場が、『県外に出られない』『大人数での会食ができない』という影響を受けている」「GoToトラベルをしようとしても行く気になれない。それなら消費税を下げてほしい」などコロナ禍の影響や、「昔、北欧に行ったが女性が活躍していた。私たちが頑張って(白川さんと)声をかけ、国会に送ろう」などと語りました。

 


 白川氏は、国が負担してPCR検査を拡充するとともに「持続化給付金は継続し、事業者への直接補てんが必要」と強調。また、党のジェンダー政策や自身も参加するフラワーデモに触れながら、ジェンダー平等実現への決意を話しました。

平和憲法生かす会が早朝宣伝、太平洋戦争開戦の日に

 日本共産党と社民党、「みどり香川」など市民団体、労働組合など167団体でつくる「平和憲法を生かす香川県民の会」は8日、太平洋戦争開戦の日に合わせ主要駅前で宣伝しました。

 JR高松駅前では日本共産党の土岐一郎書記長、社民党の造田正彦市議、みどり香川の渡辺智子さん、県労連相談センターの岩部乃之センター長、平和労組会議の小島正雄議長代行がリレートーク。参加者が駅の利用者にビラを配りました。

 参加者は、日本学術会議の任命拒否問題や強行された特定秘密保護法や安保法制など「戦争できる国づくり」などへの批判をしました。

 土岐氏は「戦前、科学研究は戦争に総動員させられた。菅政権の任命拒否は戦前の誤った道そのものです」と話し、造田氏は「共謀罪や安保法制を強行したアベ政治を引きつぐ菅政権は退陣しかない」と訴えました。

 

 岩部氏は安保法制で反対意見をした学者が任命拒否されていること、平和憲法を生かす取り組みを強めること、小島氏は「有事の際、戦争に駆り出されるのは国民一人ひとりです」、渡辺氏は「憲法を守り抜くことが大切だ」と訴えました。


県内2例目、全国500番目の禁止条約批准を求める意見書

 宇多津町は12月14日、「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書」を賛成多数で可決しました。三木町に続き県内2例目。

 意見書は「条約は、核兵器にかかわるあらゆる活動を禁止し、抜け穴を許さないものとなっている。また核兵器完全廃絶への枠組みを示し、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され被爆国、被害国の切望に応えるものとなっている」として国に対し条約に調印、批准するよう求めています。

 県原水協の福井利夫事務局長は「宇多津町の意見書可決で、全国で500の自治体が意見書を出したと聞いている。発効に向けて頑張りたい」と話しました。県原爆被害者の会と県原水協は連名で意見書可決を求める請願を出しており、神出佳宏町議は「非核宣言をしている宇多津町で意見書が提出できたことで平和への道に一歩近づいた。すべての人が幸せになるようこれからも頑張りたい」と話しています。

 

(写真は、原爆の火がある大窪寺)