四国の声 国政に届けたい

 白川よう子衆院四国ブロック比例候補は5月20日、香川全県キャラバンとして高松市内で宣伝しました。

 

 総選挙に向けて新しくした宣伝カーで、早朝の瓦町駅からスタートした白川氏は、各所で「四国のすべての自治体を回り、住民の声を聞いてきた。この声を国政に届けたい」と強調。菅政権が強行する高齢者医療費の2倍化や病院ベッド数削減を批判し「菅政権に命と暮らしを任せることはできない。野党共闘を本気で進め、共産党を大きく伸ばして新しい政治をつくろう」と呼びかけました。


 栗林公園前で訴えを聞いた女性(84)は「絶対に共産党の議席を伸ばしたい。四国からも白川さんを通して自公政治を変えたい」、百貨店前で演説を聞いた女性(60)は「女性の声を届けてほしい。白川さんが訴えたジェンダー平等の訴えはその通りだ」と話しました。

 各地で地方議員が一緒に宣伝。午前中に訴えた岡田まなみ市議は「女性の願いを白川さんに託す輪が、党派を超えて広がっています」と呼びかけました。

 21日は尾崎淳一郎3区候補とともに丸亀市や琴平町など西讃地域をめぐりました。各地で支持者が集まり、坂出駅前で訴えを聞いた商売関係者は「さかいででもコロナ禍の影響が出ています。商店街も寂しくなりました」。

 

 デビューしたての宣伝カーにも募金が寄せられ、各地でお披露目の場となりました。

国民投票法改定に反対 市民団体が宣伝

 超党派でつくる平和憲法を生かす香川県民の会と市民連合かがわは519日、JR高松駅前で国民投票法改定に反対するリレートークを行いました。

 

 立憲民主党県連、日本共産党県委員会と、市民団体などがリレートーク。日本共産党の土岐一郎書記長は入管法改定案廃案や3つの国政選挙で市民と野党の共同候補が勝利したことに触れ「皆さんの力で政治を変える時代だ」と強調「コロナ禍を理由に憲法を変えることがあってはならない。国民の権利が脅かされる」と断固反対の姿勢を強調しました。


 「戦争させない香川1000人委員会」の小島正雄さんは「コロナ対策は人権よりも経済を優先したことに問題がある。憲法の問題ではない」、「戦争いやだデモ香川」の吉富キティさんは「菅政権が強行する国民投票法改定は私たちの生活や権利を息苦しくさせる」と強調しました。

業者後援会四国のつどい、香川でも視聴

 日本共産党の四国ブロックが5月16日、四国4県で取り組んだオンラインでの業者後援会のつどいで、香川県でも各民商で視聴しました。

 

 「業者後援会が営業と生活を守るためにたたかってきたが、いま四国で身近にたたかってくれる国会議員がいない。今度こそ業者の見方である共産党の国会議員をがんばろう」と開催されました。白川よう子衆院四国ブロック比例候補は「四国じゅうをくまなく歩いて業者の思いを聞いてきました。私も商店街で生まれ育ち、商店街や地域の思いを大切にしてきました。どの地域で営業していてもきちんと対応していき、生業がやっていける保証が大切です。コロナ禍で苦しんでいる業者の声をストレートに国に届けたい。頑張っていきたい」と語りました。


 四国4県の決意表明で、香川の伊藤邦行会長は「菅政権の暴走を止めないといけない、何より命を大切にする政治をつくるため白川さんを国会へ送りたい。全力を尽くす。野党共闘も目に見えるようにならないといけない」と話しました。

 

 清水忠史衆院議員が、検査体制の拡充や東京五輪の中止などコロナ禍での4つの提案や、ジェンダー平等など「新しい日本を目指す5つの提案」を、楽しく紹介しながら業者を守る大切さについて語りました。

「平和憲法を生かす香川県民の会」が元文部事務次官の前川喜平氏を招いて講演。

 5月3日、高松市で超党派や市民団体でつくる「平和憲法を生かす香川県民の会」が元文部事務次官の前川喜平氏を招いて講演。多度津町では九条の会・多度津が饗場和彦・徳島大学教授を迎えての講演とコンサートを行いました。

 

 高松市で前川氏は、公教育への政治の介入、道徳が教科化され、考え方や答えが一つに求められる危険性を指摘。さらに日本国憲法の前文や条文を紹介しながら、立憲主義や世界に通用する普遍性を持っていることを紹介し、「立憲主義を否定する集団的自衛権の閣議決定や共謀罪の成立はあってはならないことだ」と指摘しました。


講演を聞いた大学生(20)は「憲法を深く知らない人も多いが、国家権力を縛る憲法の深さを知り、これからも大切にしていきたい」と話しました。

 「県民の会」の代表委員のひとり、根本博愛氏は「自公政権が続く限り、さまざまな疑惑の解明はできない。市民と野党が政権交代をやるしかない」とあいさつしました。また、長年代表委員として活動し、顧問になった岡田昌子さんは「戦争に流れ込む時代に青春時代を過ごした。戦後に新しい憲法の話を教わり、いつまでも平和憲法の思いを持ちながら生活していく」と述べました。

 多度津町では饗場氏が「なんでもありの強者の政治」と題して講演。「なんでもあり」は「自己規制がない」ことであり、首相や鑑定地震に自己規制がないこと。首相や官邸に周囲からの規制も働かず、批判するもの意を強固に排除するので忖度する「イエスマン」ばかりになっていることを指摘。日本学術会議の任命拒否問題は最たるものだと語りました。

 

 第二部の演奏会は、ソプラノ独唱やバイオリン独奏などに参加者から大きな拍手が。「憲法九条五月晴れ」「ふるさと」がピアノトリオされました。