白川候補、高松市の決起集会で党躍進を。市民派、ママの会、市民が決起集会としては初参加

 日本共産党の高松市の各後援会は8日、市内3カ所で決起集会を開きました。白川よう子衆院四国ブロック比例候補と県議、市議とともに、各会場で「白川さんを国会に」と決意を固め合いました。小川淳也衆院議員からメッセージが寄せられました。

 

 南部地域では植田真紀市議(市民派)、安保関連法に反対するママの会の湯浅文代さんが、西部地域では、フラワーデモや金曜行動に参加する吉冨キティさんが駆けつけ、訴えました。

 白川氏は「人命と引き換えのメダルはない」と、感染拡大のもとでの五輪強行を批判。医療現場で働いた体験も語り「これまでも医師や看護師、入院ベッドが削減され、コロナ禍で高齢者の医療費2倍化が強行された。こんな政治を許してはいけない」と「命と暮らし、営業を支える政治をつくっていこう」と強調しました。

 


 植田氏は「政治とカネの問題に取り組んでいます。国政でそれを正せるのは白川さん。今回は野党共闘。市民派も一緒になって応援したい」と話しました。

 吉富氏はフラワーデモでの様子を紹介。「社会の矛盾はすべて女性にのしかかっている。気づかれない暴力は社会全体の問題。そのことを白川さんはよく知っている。だから国政に送り出したい」と強調しました。

 樫昭二県議は、県議の海外視察の問題や鳥インフルエンザ流行の問題で現場に立ってきたことを紹介。「四国の声を届けることができる人。国会へ送ろう」と力を込めました。秋山氏は「病院統廃合の問題などで現地で声を聴き問題解決にあたってくれる人が白川さん。命を大切にする政治を実現するには国の政治を変えないといけない」と話しました。

 南部の集会で訴えを聞いた男性(78)は「党はスジが通っている。塩江病院への入院ベッド削減も元は国の責任。ぜひ国会議員になってもらい正してもらいたい」と期待を込めました。

 中谷浩一県委員長が情勢報告し都議選勝利や4選挙区での野党共闘の勝利を語り「みなさん、お知り合いに共産党を広げてほしい」と訴えました。