県にコロナ対策を申し入れ 大規模検査センター設置を

 まん延防止等重点措置の対象地域となっている香川県で、日本共産党県委員会と県議団は1月25日、県に対して「新型コロナウイルスによる感染急拡大から県民の命と暮らしを守るための緊急要望」をしました。

 樫昭二、秋山時貞両県議と、白川容子四国ブロック国政対策委員長が参加、浜田恵造知事が応対しました。

 

 要望は▽PCR等検査の無料化の期間延長▽3回目のワクチン接種の迅速化▽県独自の「新型コロナウイルス感染症患者対応医療従事者活動支援事業」の継続▽持続化給付金再支給など事業者への支援を国に求めること▽学校や学童保育の教室への空気清浄機設置等教育現場への支援などです。


 樫氏は、3回目接種を急ぐことと、検査キットの拡充、教育現場への支援を求めました。秋山氏は、医療従事者への検査の公費負担化や、PCR検査を民間任せにせず、大規模検査センターの設置を求めました。

 浜田知事は一つひとつに応えながら、「PCR検査無料化の再延長は状況により判断する。検査キットは政府に確保を要望していく」など答え、大規模検査センターの設置については明言を避けました。

 党議員団は重ねて大規模検査センターの設置をもとめました。