白川氏全県をかける。総選挙で四国から党の議席を

 白川よう子衆院四国ブロック比例候補は18日、丸亀、三豊、観音寺の各市で、スーパー前や駅前などで宣伝を重ねました。尾崎淳一郎香川3区候補がともに訴えました。

 国会が閉会した直後もあり、白川氏は、公的病院のベッド数削減をすすめ高齢者医療費2倍化を強行した一方、東京五輪を強行する菅内閣を批判し「コロナ対策にしっかり力を注ぐことが政府がやるべき一番の仕事です。東京都議選の共産党の躍進で今夏のオリンピックを中止に追い込もう」と訴えました。

 


 尾崎氏は「野党共闘を強め、政権交代を実現するため、共産党は全力を挙げる、四国から共産党の議席を」と力を込めました。

 車から手を振っての激励が多く、丸亀市のスーパー前では信号待ちの運転手から「今の自民党はいかん。お金の問題で腐りきっている。政権を変えて、頑張ってほしい」と励ましがありました。

 各地で地方議員も一緒に訴え、丸亀市では中谷真裕美議員が、三豊市では岩田秀樹議員が、観音寺市では藤田均議員が「継続的にコロナ禍から市民を守る政策を求めていきたい」と地元の市政を語るとともに総選挙への決意を述べました。

 

 19日には、三木町から東かがわ市までを宣伝。三木町前で集まった支持者に「皆さんの力で政権交代をさせていこうではありませんか」と訴えると、拍手がわきました。3人で聞いていた女性(69)は「政権交代はもちろんですよ。菅さんは女性をはじめ国民の思いを聴こうとは考えない。四国から女性の議席を。女性はじめ、国民の声を届けてほしい」と強調しました。渡辺達実三木町議、東本政行東かがわ市議が同行。「四国から共産党の議席を。女性衆院議員を」と呼びかけました。

山下よしき・白川よう子オンライン演説会

 6月6日、山下芳生副委員長を弁士にオンライン演説会を開きました。県内各地で視聴会場が少人数単位で設けられ、視聴後に思いを語り合いました。

 

 山下氏は、四国選出の衆院議員に女性が一人もいないこと、党派を超え総選挙に向け、党の白川よう子衆院四国ブロック比例候補を押し上げようと尽力しているとして「ジェンダー平等の実現のために四国から巨星の衆院議員を誕生させよう。四国から野党連合政権ののろしを上げよう」と訴えました。さらに、コロナ禍で高齢者医療費2倍化法などを強行し、東京五輪・パラリンピックの開催に固執する菅政権に対し、「市民と野党がスクラムを組めば政治を動かせる」と力説。市民と野党の共闘の前進には世論と運動の発展とともに「共産党自身が躍進の勢いをつけることが何よりも大事だ」と呼びかけました。


 そのうえで「四国4県では5年前の参院選依頼共闘が前進し、16年には田辺健一氏が統一候補として、また高知や愛媛でも野党共闘が発展している。四国は共闘の先進地だ」と訴えるいっぽう、「伊方原発の再稼働、米軍機の低空飛行、農林漁業の問題など自公政権のもとでの国民の困難、苦難もたくさんある。政治を変えたいというエネルギーがパンパンに膨らんでいるのも四国だ」と指摘し、総選挙での野党共闘の勝利と党躍進を訴えました。

 医療現場出身で県議を4期務めた白川候補は「皆さんとy力を合わせてかならず四国の議席奪還へ」と表明。尾崎淳一郎衆院3区候補は「5期18年の丸亀市議の経験を活かし国政に届ける」と語りました。

 木太町では樫昭二県議はじめ党員らが視聴。そのあと思いを出し合いました。樫氏は「都議選があり、その後には総選挙。後援会訪問が大切だがまだまだ不十分。有権者の顔を見ることが大切です。地域に入り対話、拡大している」と語りました。

 

 参加者からは「いま、悪法が次々強行されている。腹に据えかねている。しかし全国で3つの野党共闘勝利は励みになる」「総選挙勝利のために都議選も頑張る」「週に1辺の街頭宣伝は私たちの活動を知らす役割、広げる役割がある。頑張ろう」など思いが出ました。